先日開催されたギリシャとEUの話し合いは物別れに終わりました。

今のギリシャ政府は反緊縮の政策を打ち出すことが国民に支持されて出来た政府です。

そのため、今までEUに対して緊縮を拒み続けてきました。

そんな中で、ここ最近はギリシャ政府が姿勢を軟化させてEUに歩み寄る動きを見せていました。

これを市場は大歓迎!

勝手に「ギリシャ問題が解決」するはずだと楽観視し、ここ最近はギリシャ問題で下落していた株も買い戻しが広がっていました。

しかし、これは市場のミスリードです。

まだ解決していないにもかかわらず、勝手に「解決するはずだ」と皆が思い込んでしまっていました。

そして、ここにきてまさかの「歩み寄ってきたギリシャに対してEUが提案を(まだ歩み寄りが足りない)突っぱねる」という事態が起こりました。

それに激怒したギリシャの首相は「だったらギリシャ国民に、EUへ更に歩み寄って緊縮するか、もう緊縮なんてやめてデフォルトしてユーロを離脱するか決めてももらう!」という事になりました。

その投票日が7月5日です。

実際問題、デフォルト・ユーロ離脱を望んでいるギリシャ国民ばかりでは無く、「首相は重要な決断を我々国民に丸投げしてしまっている」と今回の騒動に対して国民は困惑や怒りを表している様です。

結局はデフォルトは無いと思います。

しかし、現在の株価はニュートラルではなく、楽観的な感情が「織り込まれた」価格になっています。

そのため、デフォルトするかどうかがニュートラル(どっちに転ぶか分からない)な株価まで下落するのが普通でしょう。

今後、数日間は大幅に株価が下落する可能性を覚悟する必要があると思われます(明日、日本株が下落しなくとも、明日の夜のアメリカの株価が下落⇒明後日の日本株下落となると予想します)。

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