イギリスがEUを離脱してしまいました。

皆さんはキャッシュポジションを高めて投票結果を見極めることができたでしょうか?

それとも、大勝負に出て悲惨な目に合ってしまったのでしょうか?

色んな方々がいると思います。

今回は、そんなEU離脱と今後の株価について記載していきます。


イギリスの離脱が判明した日6月25日の出来事


24日(金曜日)の東京株式市場は、英国民投票に関する速報を受けて、売りが一気に強まり主力株が軒並み大幅安となり下落しました。

そして結局、日経平均株価は-1286円の14952円で本日の取引を終えました。

もちろん為替大きく動いています。

株価・為替ともに記録的な変動が1日で起こっており、以下の様に言われています。

・株価は16年ぶりの下落幅を記録!!
・為替が1日で7円動いたのは過去最高の変動幅!

このことからも、市場にとってEU離脱は想定外の、非常に大きなネガティブサプライズだったことがうかがえます。

EU離脱はマーケットにとって想定外!


イギリスのEU離脱は、マーケットにとって想定外の事態だったようです。

投票前は離脱派・残留派と拮抗していましたが、マーケットは「事前調査はどうであれ、いざ投票が始まれば、流石に残留を選ぶだろう」と楽観視していた側面があるとされています。

これが、「いったんイギリス投票の不透明感を織り込む形で日経平均が一度下落したのちに、反発していたこと」からもうかがえます。

日経平均株価の先週金曜日からの推移は以下の通り。
17日(金)⇒+165円
20日(月)⇒+365円
21日(火)⇒+203円
22日(水)⇒-103円
23日(木)⇒+172円
24日(金)⇒-1,286円


※この様に、不透明ながらも「(何の根拠もない)楽観論」でこの一週間は20日を除き、大きく反発していました。

※そして、個人投資家は「ついつい、この波に乗り遅れたくない」という感情が芽生えてしまい、市場の「(何の根拠もない)楽観論」に便乗して取引をしてしまいがちです。

※なので、(市場の波に乗ることは重要ですが)、いかに市場に振り回されずに自分のスタンスで投資できるかが重要となります。


兎にも角にも、市場は完全に裏をかかれてしまうことになり、前述したような記録的な株価・為替の変動がおこってしまいました。


日本は、この局面を乗り切れるのか


EU・イギリスから少し離れて、日本に着目してみます。

今回の外部要因について、日本が打てる手立てはあるのでしょうか?

※ここでは、なぜ日本経済が打撃を受けるのかの解説は端折り、なおかつ中・長期的な手立てと言うよりは、短期的な手立ての話をしてみます。

日本が打てる手立ては残されており、それは「日銀の追加金融緩和」です。

日銀は年に8回、日銀決定会合を開くように既に設定されています。

そして、つい最近に会合が開かれたばかりであり、その際に「金融緩和は現状維持」という決定を下したばかりです。

ですが、緊急で会合を開くことは可能であり、これだけのネガティブサプライズなため数日~数週間のうちに会合を開く可能性もあります。

そして「状況が変わればいつでも追加の金融緩和が出来る」という事になっているため、金融緩和が行われるかは「黒田日銀総裁の判断次第」という事になります。

※ただし、追加の金融緩和を実施したとしても、このネガティブな世界的な流れを断ち切るには至らないと思われます。
※したがって、もし追加の金融緩和で株価が反発したとしても一時的なものであり、欲をかかずに(長期保有したいと思っている株を除いて)売却することをお勧めします。

イギリスとEUの今後の展望


イギリスとEUの今後を考えています。

イギリスのEU離脱が確定したと言っても、「明日から離脱する」という話ではなく、今後2年くらいかけてじっくりと話し合いを進めた後に離脱することになります。

2年くらいの猶予期間があることを以下の様にポジティブに考える人たちがいます。

「今すぐ離脱するわけじゃない。市場は驚いて株価に影響が出ているが、いずれ皆が冷静になるだろう。そして株価も落ち着くだろう」

一方で、ただイギリスとEUで2年くらいの期間をかけて、どの様な話し合いが行われるかは全く分かりません。

つまりは「不透明」ということです。

そして市場は不透明を一番嫌うので、2年間はその話し合いの内容に市場が一喜一憂したり、下降トレンドを形成してしまうという人も居ます。

高橋洋一さんなどは、どちらかというと「2年間の猶予期間」をどちらかというとネガティブにとらえている印象を受けました。

いずれにしても今後の株式投資は、よっぽど自身が有望だと思う株以外は手を出さずに慎重姿勢で臨んだ方が無難です。


今後の株価


今後の株価はどうなるのでしょうか?

1000円~3000円程度、短・中期的に下落すると言われています。

昨日だけで1000円以上下落したわけですが、もう2000円くらい1~2か月かけて下落してもおかしくはないと言えます。
※日銀が金融緩和をしたら、一時的には盛り返すかもしれません。

もし急激な調整(1週間で3000円程度の下落)が起これば、自律反発が期待できるためキャッシュポジションを高めているので参戦してみようと思います。

他方で、ズルズルと下落するようであれば、どこまで下がるか分からないので投資はお休みしようと思いまう。

大口投資家や機関投資家にはない、「個人投資家の強み」は何でしょう?

得られる情報や、機動力、投入できる資金力、どれをとっても太刀打ちできません。

ですが、「個人投資家ならではの強み」はあるのです。

それが「無理に市場へ参入せず、お休みできる」という点です。

大口投資家や機関投資家は、どんなに市場が混沌としていても、顧客を抱えている以上、果敢に立ち向かわなければなりません。

ここは、個人投資家ならではの強みを発揮して、大きく底をつけてから悠々と市場に参戦するというのもアリなのではないでしょうか?

※もちろん、あくまで私のスタンスであり、このスタンスで臨んだが故に、みすみすチャンスを逃してしまう可能性もあるでしょう。
※つまりは、「投資は自己責任でお願いします」という事になります。




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